あ、書くことがない

チャチャヤング・ショート・ショートのことはあらかた書いてしまったので、次は何を書こうかと思う。順番なら星さんのショートショートコンテストについてだろうが、こちらはチャチャヤンの時のようにノートがあったわけではないので、あまりよく憶えていない。それでもこうして文章にしてみると、第4回の星新一ショートショートコンテストで優秀賞をいただいたのが1982年のことなので、チャチャヤン時代から10年が経っているのだなあと思う。その間のことなど、思い出して記録しておきたいようでもあるが、それは次回以降にまわすことにして、今回はまた最近のことを書いてみよう。

今年の5月5日の記事に書いた「ビーケーワン怪談大賞ブログ」が終わってしまったわけだが、それを引き継ぐものが始まっている。メディアファクトリーが運営するてのひら怪談実行委員会による「てのひら怪談ブログ」で、800字以内の怪談を募集している。毎回の投稿は一人3作品まで。今回の締め切りは12月25日正午までと、現在募集中である。ビーケーワンのときも3年間応募したので、てのひら怪談についてももちろんエントリーしている。すでに2作品を投稿し、あとひとつ投稿する予定である。最後のは3つ用意して、そこから選ぶつもりだったが、だいたいどれにするか決めている。今回は残りの2作品のうちのひとつを載せることにしよう。いわば最新作であり、完成したのは212年12月10日。

転載のため掲載を中止しました

怖い話というのは難しい。気持ちの悪い話や嫌な話なら書けそうな気がするが、目にするのも耳にするのも怖い話…怪談…というのはなかなか書けない。だいたい、自分自身が怖い話は嫌いである。だからどうしても詰めが甘くなる。でもいつかは、本当に怖い話（雑誌のタイトルみたいだが）を書いてみたいと思っている。